品番 | EV200211 | 人工的処理の有無 | なし |
---|---|---|---|
全体サイズ | 6mm x 6mm | 石の産地 | タプレジュン県クプタール/ティカチュリ鉱山(サファイアヒルと呼ばれる)産 |
石の高さ | 21mm | グレード表記 | 原石はグレード評価を付けません(市場の評価基準にも乏しく判断が難しい) |
重さ | 2.8グラム | 色相 | パステルブルー |
石の重さ | 同上 | この石の解説ページ | ヒマラヤ産コランダム解説 |
鉱物名 | コランダム | ||
宝石名(通称) | サファイア | ||
店長の個人的お勧め度(グレードではありません) | ☆☆☆☆☆☆☆☆(☆8) |
1.少し色がグラデーションしているような感じです。
2.上部は成長の干渉でしょうか、バベルの塔のよう。
1.同地域のサファイアは産出自体は比較的あると言えるのですが、このくらい質の良いものは初めて見たといっても過言でないほどに少ないです。この質がたまたまの産出なのか今後もあるのか見極める必要があるのでグレード評価は現時点では保留しておきます。
2.また今後産出が増えるのか減るのか、価格が高くなるのか安くなるのかもわかりません。
こちらは母岩から取り外した単体の結晶です。 サファイアの単体結晶はヒマラヤ鉱物の中ではあるほうなのですが、こんなに綺麗なのはヒマラヤ歴20年近くになる私も稀にしか見ないというレベルです。 最近ウェブショップに追加したペンダントやツイ販売を大なったカボションルースなどがこれと同等の質の原石から削ったものです。 当然ながら単体の結晶は母岩つきのものよりもグラムの単価が高くなりますが、これでもコレクションするためには許容の範囲といえる価格ではないでしょうか(今後値が上がるか下がるかはわかりませんが、私の繋がりのある村人はいつも良心的にがんばってくれます)
こちらは私のお気に入り。 上部の凸凹に注目です。 これは干渉でしょうか、結晶の成長段階の違いでしょう。 見事にバベルの塔のようになっていると思いませんか。 こういうの、とても好きです。 人間が髪に近づこうとして築いたのがバベルの塔ですが、それにしてはこの色は可愛らしすぎますかね。 下部から上部に掛けて色がグラデーションしているように見えます。 下部はパステルと言うよりもネイビーブルーに近い濃さがありますね。 削ろうものならば相当濃い色のカボションができたことでしょうね。